菅野家の次男・海は、母方の祖父の葬儀の席で、長男・一矢が出席していないこと、20年前に亡くなった海たちの父親の墓を建てていないことを叔父たちに責められていた。のらりくらりと責めをかわす海に、興奮した叔父が受け入れ難い言葉を吐く…。なんと、3歳下の妹・環菜が、自分とは本当の兄妹ではないと言うのだ。帰宅後、母親に真実を問う海であったが埒はあかず、数年前に北海道に行ったきり戻ってこない不仲の長男・一矢に会うために、海は北の大地に向け旅立つのであった。一方、亡き父の故郷で。先祖代々受け継がれてきた矢筒の伝承を辿ろうとしている長男・一矢。その伝承とは、自分たちの先祖、弓の名手・イソンクルが、敵の将を射ずに、矢を捨て姿を消したという言い伝えであった。代々受け渡されて来たという矢筒を手に、一矢の思念は350年前のアイヌモシリへと飛び交錯し絡み合い始めるのであった。
瀬川丑松(間宮祥太朗)は、⾃分が被差別部落出⾝ということを隠して、地元を離れ、ある⼩学校の教員として奉職する。彼は、その出⾃を隠し通すよう、亡くなった⽗からの強い戒めを受けていた。 彼は⽣…
>>続きを読む哀川翔主演の大ヒット極道ドラマシリーズ第9弾!日本経済崩壊の序曲の中、二百億のも及ぶ北海道の土地利権に岸田組組長・伊能が介入した。これを機に北海道進出を目論む伊能は攻勢をかけ、暴力、懐柔、…
>>続きを読む14歳のカントは、アイヌ民芸品店を営む母親のエミと北海道阿寒湖畔のアイヌコタンで暮らしていた。アイヌ文化に触れながら育ってきたカントだったが、一年前の父親の死をきっかけにアイヌの活動に参加…
>>続きを読むこの映画は縄文にハマっている人、ハマっていない人も含め、縄文研究の専門家や縄文に情熱の全てを傾ける人々への5年間にわたる取材を経て、その謎の核心へと迫ってゆく。 日本人は2千年の時間…
>>続きを読む紀元 67 年。皇帝ネロがキリスト教徒たちを迫害していたローマ。獄中から非暴力の愛を叫び続けた使徒パウロを、彼の言葉を民衆に伝えるために書き記し続けた医者ルカの目を通して描いた魂を揺さぶる…
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