脚本が自然じゃないんだよなとずっと観ていました。録画なのでここが変じゃないとずっとメモを取ることになってしまいました。意地悪ですね。どんな状態で結婚することになったとしても、義理のお父さんに妙子さん（木村文乃）のことを子連れで２度目の結婚だからと「中古」と言うことはありえないでしょう。また、気を遣って義父に謝りなさいと言った義母の次の言葉が「次はホントの孫も抱かせてね」ですからね。６歳の息子が残り湯を落とさなかったことから風呂で溺死してしまう。４年間も行方不明だった元夫のパクさんが息子の葬儀の最中に戻ってくる。出ていった夫が息子の葬儀だからと出てくるものだろうか。パクさんはさらに父親が危篤だから韓国に戻りたいと借金を申し出て韓国に帰る。妙子さんは私がいないとダメな人だからと韓国に付いていくことに。だが実は前妻との間にできた息子の結婚式だった。これも２０年も会っていない息子の結婚式に行きたいと思うものだろうか。などなど、どうなのという連続でした。失礼なのですが、これってドラマを作るのにここではこれを入れれば、そして次はこれだなとやっていってこんなもんだろうと脚本を完成させたのではなどと考えてしまった。どんな作品だってそうだと言われそうですがそこをそうは見せないのが脚本力ですよね。ということで私の評価は低いのですが、そしてそう言った割りには、全体としては恋愛やら結婚というのはいろいろあるよという意味ではこんなものかもとは思いました。
