dm10forever

サムシング・イン・ザ・ダートのdm10foreverのレビュー・感想・評価

3.7
【君の瞳にカンパイ】

(あらすじ)
ロサンゼルス近郊の古アパートへ越してきたリーヴァイは、中庭で隣人のジョンと出会う。
すぐに意気投合した二人はある日、リーヴァイの部屋で“奇妙な現象”を目の当たりにする。
部屋に置かれていた結晶体が妖しい光を湛えながら浮遊したのだ。二人は恐れ慄きながらも、一攫千金を夢見て現象の一切を証明するドキュメンタリー映画を制作することに。
彼らはロサンゼルス各所で現象についての手がかりを発見するが、じわじわと深い迷宮へ嵌ってゆく・・・

・・・むむむ。
これはどう評価したらいいんだろか?

テイストとしてはdmの大好物である「都市伝説」的なテーマではあるんだけど、アプローチが哲学的でもあり、宗教的でもあり、タバコ休憩中の与太話的でもあり、個人の内面にある精神論的でもあり・・・。

これは一回で飲み込むのは至難の業ですわ・・・(かといって二回目は今んとこNo ThankYou)

ちょいちょい放り込まれるワードが「フリ」や「伏線」なんだろうな・・・ってことはボンヤリとわかるんだけど、それの意味が鑑賞中は全くわからないので、ひとまず鑑賞ノートに書いてストック。

やっとの思いで鑑賞終了し、久々に頭から煙が出るくらいの「完敗」を実感。
・・・なんだけど、すごく気になる。
これ、決して「ク〇映画」と吐き捨てるには惜しい『何か』があるような気がしてならない。
残念ながら僕はまだそこには到達できていないんだけど、でもどうしても漠然と引っかかるものがある。

明らかに万人受けは期待できないタイプの作品ですが、刺さる人にはめっちゃ刺さる作品でもある。
あと、ちょっと気になった事もあったので、続きはフィルターかけて残しておきます。
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