ジョーダン・ピール監督・脚本作品3作目。話そのものがかなりゆっくり進むのと、主人公の男性が無口な陰キャなので、テンポはよくない。妹が陽キャじゃなかったら途中寝てたかもしれない。
とはいえテーマが面白く、後半の「くるぞくるぞくるぞくるぞ……キター!(うわあ……)」感はなかなか。スプラッターやジャンプスケアがあまり得意でない自分はありだった。
ざっくりいえば馬とUFOとチンパンジーの物語。「なんでも手懐けられると思ったら大間違いだぞ、人間よ」という話だと思う。エンターテイメント(見せ物)業界全体を皮肉った作品であるとも受け取れる。
完全に兄を食ってる陽キャの妹が華があって魅力的。ジョーダン・ピール自身がコメディアンなので(だったので?)、軽快なトークは得意なのかもしれない。
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