『ウォッチメン』や『300』、『マン・オブ・スティール』などでお馴染みのザック・スナイダー監督の待ちに待った新作なんですが、まず画の作り込みが相変わらずすごくて、これだけでもポイントは高かったです。
世界観としては『七人の侍』をベースにしたものらしいんですが、同じくそれをベースにした作品の一つである『スター・ウォーズ』が好きな自分としてはとても魅入られるものがありました。
ただ、映像は良かっただけに、ストーリーに関しては主に主人公の仲間集めに重点に置いていたためか、これといった盛り上がりに欠けている印象がありましたし、各々のキャラをもう少ししっかり掘り下げて欲しかったなとは思いました。
また、アクションもやたらスローモーションを多用していたところがあり、個人的にはちょっとそれがくどく感じました。
これから来年の春頃に配信されるPART2や、本作のエクステンデッド版も控えているんですが、それらがどうなるかによって、自分のなかでのこの作品に対する評価も変わりそうです。
正直映画館だともっと真価を発揮できそうな作品だっただけに、配信オンリーなのがちょっと残念でした。
