あざらし

夜ごとの夢のあざらしのレビュー・感想・評価

夜ごとの夢(1933年製作の映画)
3.5
「坊やが大きくなるだけで、たくさんなのよ。」

1933年製作という古い映画です。
もちろん白黒でサイレント映画。

綺麗な女性が橋を歩いていると、2人の水兵さんが話しかけてきました。3人は顔見知りで、女性は飲み屋で水商売をしているようです。

まだ日本が貧しかった時代の映画です。人々の生活が興味深く観られます。

古い映画はストーリーが単調に思えてしまいますが、その分、人間の奥底にあるものを引き出して観せてくれますね。

1時間余りの短い作品です。
YouTubeでも観られます。

「1時間でいいから坊やの父親にさせてくれ。」
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