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雄獅少年/ライオン少年のmakoのレビュー・感想・評価

雄獅少年/ライオン少年(2021年製作の映画)
4.3
《切り開け、運命。》
◎86点

【あらすじ】
中国の田舎町。出稼ぎの両親の帰りを待つ貧しい少年チュン。ある日、華麗な獅子舞バトルで屈強な男を倒した同じ名前の少女チュンから、獅子頭を譲り受けた。チュンは、お調子者のマオと食いしん坊のワン公を誘い、獅子舞バトル競技会出場を決意。飲んだくれの元獅子舞選手チアンに無理やり弟子入りする。


中国のCGアニメは『白蛇: 縁起』以来2作目。
中国のCGアニメってクオリティが高くて映像が美麗✨
動きが滑らかで、躍動感があった。獅子舞のふさふさ感、実写かと思うような背景もありました。
日本の3DCGは足元に及ばないと思います。
で、本作の感想ですが面白かったです♪

獅子舞バトルを通して少年たちと元獅子舞選手チアンの成長物語。
少年たちの友情、努力、勝利。
中国の格差社会も描かれていました。

中国獅子舞競技を初めて知りました。日本の獅子舞とは根本的に違ってました。
細いポールの上をピョンピョン跳ねて上ったり、下ったりしてゴールを目指す。速さだけじゃなく、表現力も競い合い見応えがありました。色鮮やかな獅子舞たちも見どころでした。

競技バトルは胸熱でグッときました。
そしてエモかった!

吹替版で鑑賞。
主人公チュンは、花江夏樹。
同名のヒロイン・チュンは、桜田ひより。
チュンの仲間、マオとワン公に山口勝平、落合福嗣。
チアンは、山寺宏一。

日本版主題歌は、
のん「この日々よ歌になれ」
https://youtu.be/Yvl-GY09oAM?si=yYeKnsIjCGTFgexo

【中国獅子舞】
中国の優れた民間芸能。踊り、音楽、武術が一体化し古来より人々に親しまれ受け継がれてきた、繁栄と幸福を祈り、祝い事には欠かせない。南北の流派があり本作は〈南派〉。色鮮やかで表情豊か。雄々しい動きが特徴。



7:50の回
観客 3人
吹替翻訳: 鈴木真理子
劇場鑑賞数: #77
2023鑑賞数: #83
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