ロールシャッハ

胸騒ぎのロールシャッハのレビュー・感想・評価

胸騒ぎ(2022年製作の映画)
3.5
試写会で鑑賞しました!

ひとことで言うならずっと不快w
アリアスター作品とは違って日常系の不快さ

原題はSpeak No Evil、意味は言わざる・言うべからず。
少年のことかなと思ったけど、ビャアンのことだった。
アフタートークで平山監督が言ってたのが意訳するなら文句言わせねえ、もしくは文句言わねえっていうのがしっくり来たかな。

本編が胸騒ぎと違和感ばかりでオランダの原風景がこんな居心地悪く見えたのは初めて。

リゾートフレンドが旅で出会った親切な人が家でお泊まり会を開いたら不気味に思うし、行かないとは思うけど、
ビャアンはデンマークの幸せな暮らしに辟易して、無くした娘のウサギのぬいぐるみ探してくるなんて勇敢だなんて言われて、心の隙間にスッと入ったんだろうなと思った。

危ない橋渡ってみたくなる感じと野生の感?違和感はあるけど、良い人そうだから目を瞑って見過ごしてしまってた。
ある意味で夫婦間が良くなったから良しとしよう笑

アフタートークで聞いたおかげで、ヨーロッパのホラーについて興味湧きてきたし、物語についての消化不良が少し改善したかな。そう言う見方もあるのかと。
総じてポカーンっと帰る人は8.9割いると思う。若い監督なのでこれからもこういうの作り続けてほしいと思った。
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