『レストレス』
原題Sans repit.
製作年2022年。上映時間96分。

今作品は、韓国映画作品『最後まで行く』(2014年)のリメイクで、他にも、
ピースブレーカー（中国語：破・局2017年）とフィリピンではハードデイ（2021年）にとリメイクされ三度目のリメイク作品です。[Netflix作品]
監督は『ファヒム パリが見た奇跡』などの撮影を手掛けてきたレジス・ブロンドゥ。
フランク・ガスタンビドゥ、シモン・アブカリアン、ミカエル・アビブルらが出演する。

自分が起こした交通事故の証拠を隠滅した警察官が、事故の目撃者を名乗る人物からの脅迫をきっかけに追い詰められていくクライムスリラー。

今作品の物語は、ミステリーですが、その後、素晴らしいスリラー映画に変わる。
監督は、独特の爽快な雰囲気を作り出すために、形と色を作り出しました。
物語の中で何が起こっているのか、それがもたらす次の出来事は何なのかを知り、見つけなければならない状況を作り出してます。そして、気づかないうちに、突然、今作品の謎と陰謀に巻き込まれちまう。
今作品自体が、陰惨な環境を作り出している。
絶望、復讐、怒りの世界の奥深くへ、理解しようとする何かを求めて、わずかにあなたを連れて行く映画。
一度この物語の網の目の中に入ってしまうと、ジェットコースターのように決して離すことができない、素晴らしいアクションシーンの数々。
今作品は、先にも記載しました通りオリジナルの韓国映画をコピーしているため、賛否両論あると思いますが、素晴らしいリメイクで、個人的にはオリジナル映画の方に軍配をあげますが、中々善かったです。
この映画は、全編にわたってハっラハラ、ドっキドキさせてくれました。

〜Sans Répit〜

レジス・ブロンドゥ監督、脚本、フランク・ガスタンビドゥ主演によるフランス製作のクライム・サスペンスで、キム・ソンフン監督による2014年公開『最後まで行く』のリメイク。
人を轢いてしまった刑事が、事故を隠蔽しようとしたところ、見知らぬ男から、全て知っている旨の電話を受けたことから巻き込まれる騒動を描く。
間もなく公開される日本版リメイクに備え、オリジナルは鑑賞済み。
主人公となる刑事をガスタンビドゥ、彼の行動を観ていた男をシモン・アブカリアンが演じているが、主人公がスキンヘッドであり、オリジナルとはかなりイメージが違うが、どこかで見た俳優だなと思っていたところ、『TAXi ダイヤモンド・ミッション』で監督、脚本、主演を務めたガスタンビドゥと判明。
結論から言うと、本作品は良くも悪くもNETFLIXクオリティ。
ビルの屋上のシーンがコインランドリーになっていたり、主人公の乗るクルマが、キアからBMWになっていたりと、細かな設定変更はあるものの、物語の展開は、概ねオリジナルをトレース。
ただ、オリジナルで迫力満点だったタクシーを追うカーチェイスシーンが見受けられなかったのに加え、ラストについても、爆発からそのままバトルをしてあっさり終了と、オリジナルが約二時間の尺であったのに対し、本作品は95分と、肝心のシーンがカットされているとともに、全体的に味付けが薄めとなっていることから、到底オリジナルの面白さに届いておらず、映像も劇場クオリティではなく、いかにもネトフリドラマだなという印象は否めない。
そのため、最初に本作品を観てしまうと、何故この作品が、各国でリメイクされているのか不思議になるほど。
オリジナルが、数多ある韓国のクライム・サスペンスの中でもキラリと光るものがあったのに対し、本作品はオリジナルの良いところがスポイルされてしまっており、普通の作品に成り下がってしまっている一作。

闇は関係ない、友よ。

フランス🇫🇷製作のサスペンス・アクション🎬です・・フランスもの結構好きなんです。


主人公の警察官は急いで車を走らせている・・妻からの携帯で母親の葬儀に間に合うのか⁉︎ そして同僚の警察官からは汚職がばれそうだ⁉︎と連絡が入って来る。

そんな最中に交通事故を起こしてしまう・・車外へ出ると既に男は死んでいる。
兎に角事故の隠蔽と死体の始末にと車のトランクに隠して母親の葬儀に向かう。
なんと事故死の男を母親の棺桶に一緒に入れて始末する事を考え実行する主人公だった。


後日・・見知らぬ男から電話が入る。
交通事故死した遺体を何処へ隠したんだと・・誰かに見られていたのか⁉︎


ハラハラドキドキ感あるストーリー展開が面白い・・最後はとんでもない結末が待っていた。