コール・ジェーン ー女性たちの秘密の電話ーの绿のネタバレレビュー・内容・結末

「胎児か母胎か」という究極な選択を突きつけられる。けれど"法で決まっているから"と、有無を言わさず胎児を優先されてしまう。産むのは女性なのに出産についての選択権が男性にしかないなんて、本当に女性は子供を産むための機械というように捉えられてしまう。女性という存在を蔑ろにされ、「生きる権利」を剥奪されている気分になった。この悲劇をアメリカはまた繰り返そうとしているなんてにわかにも信じがたい...。
今作は、なす術のない女性たちがいかに自分たちの手で自分の身体を守ってきたのかを丁寧に描いていて、現代の子供達の教育に役立つ資料になるだろう。
ただ、彼女らがどのように社会に抵抗して、法を改正したのかという過程は描かれていなかったので後半若干飛ばし感があった。(これらのストーリーを含めると5時間くらいになりそうだから仕方ない)

単純に疑問なのですが、ジョイの夫と友人のキスシーンは何であるのでしょうか❔薄暗い室内で男女二人っきりになったら必ずと言ってキスするのは何故だろう...。