人工妊娠中絶が違法だった1960年代後半から70年代初頭にかけて米国で推定1万2000人もの望まぬ妊娠の中絶を手助けしたという団体「ジェーン（Jane Collective / Jane）」の実話をもとにしたドラマ。
エリザベス・バンクス演じる主人公ジョイが、2人目の妊娠中、心臓の病気が悪化し担当医から出産は危険と言われたものの、病院の幹部の男たちは会議で中絶Noの判断。
ある決意で行動した日に、たまたま見つけた張り紙から、シガニー・ウィーバー演じるヴァージニアら女性たちがアンダーグラウンドで運営する中絶支援グループ「Jane」にたどり着く。
裕福で中絶費用の用意も出来、割とあっさりと？処置を終えたジョイが、次第に「Jane」での活動に熱心になっていく物語。
中絶支援した女性たちの悲惨で深刻な状況よりも、ジョイ（その夫と娘）と「Jane」メンバーたちにフォーカスしていて、エンパワーメントを感じる読後感なのが良いですね。
60年代ルックがお似合いのエリザベス・バンクスが素敵。
