キモサベ

ボーイズ・ライフのキモサベのレビュー・感想・評価

ボーイズ・ライフ(1993年製作の映画)
3.5
2024年4月記
たまたまNHKBSで「ディカプリオ 挑戦の軌跡」というドキュメンタリー を放送してました 子役~本格デビュー~タイタニック~新たな挑戦~アカデミー賞etc 短い(50分)ながらたいへん興味深い番組でした

さて、番組内で紹介されていた作品の中にも、自分が観ていない作品もありましたので、改めて彼の軌跡をたどろうと思いましたです

さて、そういうことでまずは彼の初期の作品である本作が目に留まりました
“男”(クリス・クーパーが演じてました)から逃れて田舎町へたどり着いた母と少年
母には新しい“男”(こっちはロバート・デ・ニーロが演じてます)ができます
“粘着”系のクリス・クーパーと、お得意の“ニタリ”顔のデ・ニーロの二人の男・・・この序盤を観ただけで『いかにも“幸”の薄そうなこの母と息子には、残念ながら“ハッピーエンド”はないな』と、鼻がピクリとした自分です
・・・ですが、“救い”“報われる”ラストにホッとしました

さて、ちょっと脱線しますが、ディカプリオ少年がこのデ・ニーロ男の物まねをするシーンが出てくるのですが、このシーンを見て「こりゃ、天才だ」と思いました
彼の演技はもちろんですが、監督さん(マイケル・ケイトン=ジョーンズ)の“眼力”にも恐れ入りました

【追伸】
母親役のエレン・バーキン
ちょっと、自分の印象にはない女優さんですが、「オーシャンズ13」(2007年)などにも出ていたのですね(覚えてないなぁ、すみません)
いや、本作の彼女が“キャメロン・ディアス”に似ていたので、調べてみた次第です
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