TKNR

さよなら、バンドアパートのTKNRのレビュー・感想・評価

さよなら、バンドアパート(2021年製作の映画)
3.0
2022年 169本目
(劇場 121作目)

めちゃくちゃエモい。
森田望智はめちゃ良いし、千原せいじはハマり役。だけど、映画としてはぶっちゃけイマイチ。。

原作の平井さんの過去にあった事を混ぜ合わせてるのかな?

メイド喫茶でギター居ないだろう。

警察の摘発の時の川嶋の心の声みたいな説明いらないかなぁ。
しなくても分かるけど、するなら警察官がそれを言って突入してくる方が良い。

清家さん、初演技なのかな。何やってる人?SNSフォロワーとか一般人以外レベルなんやけど。

ストーリーも割とよくある話。
インディーズで人気でメジャーデビューしたわいいものの、メジャーのやり方(勿論ビジネスとして)には合わず辞めるみたいな奴。

で、ハイエースで自分達で全国ツアーみたいな。それこそ4番煎じどころじゃないよね。 イマイチ何でドラムのやつ殴ったのかもわからんし、いきなりアル中みたいな設定になって。
元ファンに助けられる?
それとも妄想?

バンド世代を生きた今のアラフォー世代とかは観ててなんとなく刺さるのかなぁ。
ちょこちょこ胸を叩くようなシーンはあるが故に勿体ない。

バンアパの説明不足かな。
ようわからん若手バンド出すより、パンアパのLIVEシーン使った方が良かったような。

清家さんの歌はめっちゃ良い。
あのアーケード街で歌ってりした曲とかどこで聴けるんだろうか。
あの勝手にセッションしてたベースの人はバンドに入った人?(めちゃくちゃカッコいい)
ドラムもチラッとその前に出るよね?

結成の経緯とかのシーンも必要かな。

ところどころで出るエモい描写はいいんだけどなぁ。ストーリー構成がなぁ。

音楽がいいから3.0は保ってるけど。

歌の歌詞で
「笑えなくなって泣けなくなって死にたくなった夜と
笑いたくなって泣きたくなって生きていたいよどうしよう」
リアル過ぎる。

まぁまぁ辛辣な事書いてしまったけど、
ドキュメントというか、映画で描かれる人間ドラマってやっぱり美談なのが多い中、すごい「リアル」
人生なんて輝ける瞬間とかほんのちょっとしかなくて。クソみたいな日常ばっかりだけど、きっと後から見たらそれは最高だったりするのかなぁ。
「最高にクソな日々を。」

エンディング曲のCan’t Remberも良い。
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