ゆっきー

Waiting for Happiness(英題)のゆっきーのレビュー・感想・評価

Waiting for Happiness(英題)(2002年製作の映画)
4.0
こりゃあ傑作だ!!!『バマコ』よりも良い。筋らしい筋はなくえらい詩的な映画で、子連れの電気技師の男が夜の砂漠で光電球を手に抱えたまま死ぬ場面などは最高である。
真っ白の砂漠と荒れた海とその向こうに亡霊のように浮かぶ巨大な船のショットがヤバい。

アメリカの西部劇にでてくる転がる草がモーリタニアでも見れるというのが良い。モーリタニアでは転がるだけでなく、さらに空を飛んだりするのだ。
後の作品にも通じる歌唱場面は本作でも存分に見られる。
ゆっきー

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