ケイト・ブランシェットが傲慢な指揮者を演じる。
(ネタバレあり)
女性で有名オーケストラの
指揮者に上り詰めた彼女は自信満々。恋人のマネージャーと同居中で豪勢な暮らし。
パワハラになりかねない傲慢な態度でオーケストラ団員を今日も叱責している。そんな彼女にマネージャーは助言をするが聞く気はさらさらない。そんな指揮者の態度にマネージャーの心も段々離れていっている。
毎日のように団員を厳しく叱責して追い詰めていたがある日団員の1人が自殺してしまう。
オーケストラの理事達から事情を聞かれ説明をするも解雇されてしまう。既に心が離れてしまっていた恋人(マネージャー)も去ってしまった。
問題を起こした彼女を雇ってくれるオーケストラはなく、場末に流れていく。どん底に落ちて初めて人の気持ちが分かるようになる。
何の工夫もない粗筋である。最初からこうなるだろうと予測がつくしその通りになった。ケイト・ブランシェットの演技を見る以外何もないと言うのが正直な所。ケイト・ブランシェットで指揮者ということで期待してしまった私が悪いのだろうか…?もう少し一捻り二捻り欲しかった。