クロアチア映画祭にて。
ルネッサンス期のクロアチアで最も評価の高い文学作品の一つを原作としているらしい。
主人公の貴族詩人ペタルと漁師2人の船旅。
ペタルが老いた貴族なので記憶が曖昧なのか、船上で語られる彼の記憶や体験談は、妄想なのか夢かそれとも作り話かいまいちわからない。
脳内で彼が再生している思い出を映像化したのかな?とも思えるし。
決してほのぼのお爺ちゃん映画ではなかった。
彼が歩んできた時代の負の記憶、負の歴史、恋愛と苦悩。
おじいちゃんの話相手してる時ってこんな感じだったよなぁと思い出したりもした。