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生きる LIVINGの100shimoのレビュー・感想・評価

生きる LIVING(2022年製作の映画)
3.5
お恥ずかしながら、黒澤明監督の「生きる」は未見です。みなさまのレビューを見るとベスト級の映画にあげている方も多いですね。
ジョニー・デップの「グッバイ・リチャード!」は余命宣告された主人公が酒を飲みまくるという映画でしたが、それもなんだか違うのかな、と今作を観ると思えますね。
ただ、大前提としてどう生きるかは人に決められることではないということ。
今作の主人公のように人のために生きたら、それは素晴らしいことですが、ただなんとなく日々を過ごしたとしても誰も責められません。大事なことは自分で決めるということです。
いま、この時代にリメイクされた意味を考えなければですね。
余談ですが、劇中で主人公が歌うスコットランド民謡。“蛍の光”もスコットランド民謡ですね。
現在のポップミュージックでも、ティーンエイジ・ファンクラブやベル・アンド・セバスチャン、トラヴィスなどスコットランドのバンドは日本人の心に沁みるメロディがあるんですよね。不思議ですね。
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