のりまき

すずめの戸締まりののりまきのネタバレレビュー・内容・結末

すずめの戸締まり(2022年製作の映画)
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このレビューはネタバレを含みます

新海誠作品にどうしようもなく感じる違和感を検証するために二度視聴。
ファンの方は不快になるかもしれないので読まないでください。

色々理由はあるのだけれど最たるものは

まず、すずめがただ一人標準語を使うことの違和感がどうしようもなくて。
幼い子供が12年も暮らした土地の言葉を使わず、ゆかりのない標準語を使うことの不自然さ。これにはとてつもない意思の力が必要なはず。
そこから端を発して、異分子であるすずめをなんなく受け入れている友人たちをあまり大切にしていない様子や、経済的にも頼りきりの叔母にたいして身勝手に振る舞う彼女の性格があまりに幼く、初対面の男を探すのに「イケメンの人」と呼び掛ける無神経さ❨性別逆だったらありえますか?❩も相まって気持ち悪さすら感じてしまった。
その彼女が、一目惚れをした男のために薄情けをかけたダイジンをこっぴどく拒絶したあと、叔母環から同じように拒絶されたときには、まるで完全なる被害者のように振る舞うのを見たとき「ああ、こりゃダメだ」となった。
そして最終的に人柱生活が長すぎてやせすぎのダイジンを再度人身御供にする。いくらそう本人が言ったからとて「マジか」

これは私には全然合わないお話し。テンポよく美麗な映像で、ポップな楽曲を使ってあってもこれは受け入れがたい。なので今生でもう一度見ることはないと思う。
ただ、宮崎駿作品がいかにすごいのかを再認識できたので今まで避けてきた宮崎作品の感想もあげてみたい。
のりまき

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