このレビューはネタバレを含みます
君の名はと天気の子に比べたら凄く抽象的な内容だった。劇場で夢中になって見ていたけど、見終わってちょっと時間経って見たら感想という感想が思い浮かばないのが不思議。面白かったのは面白かったんだけど。絵も相変わらずきれいで、すずめちゃんが民宿で寝返り打ったところとかゾッとするほど美麗だった。
何が言いたいかと言いますと「よく分からなかった」というのが本心。あの猫は結局なんだったのか。最終的に猫が生贄になって片付いたけど、猫はそれで良かったのか。嫌だったんじゃないのか。どうして幼少期のすずめちゃんは常世に入れたのか。サダイジンとか急に出てきたけど何だったのか。なぜおばさんに一瞬乗り移ったのか。あと最後のすずめちゃんが故郷の扉を開けて中に入った時、中にいるミミズが外に出たらやばいというなら、入ってちゃんと扉閉めときゃ良かったんじゃないのかな。(常世にいるとき扉を閉めたら駄目みたいなルールあった？見逃した？)
映画オリジナルというより1クールのアニメを映画にまとめたみたいだなと思った。考察アニメは今時はやらないぞと言いたい。
超作画と雰囲気バトルとロードムービー的な面白さがあって、あとキャラクターの魅力があって(椅子のソウタさんにそれに座るすずめちゃん。凄く良かった)映画という娯楽として楽しめたので4点です。作画が平凡だったら3点だった。
