ヘイヘイ

すずめの戸締まりのヘイヘイのレビュー・感想・評価

すずめの戸締まり(2022年製作の映画)
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東京国際フォーラム完成披露試写会で最速鑑賞!

この時点では、予告編からの情報と宣伝コピー以外の情報はネタバレなしでいきます💡
(あ”ぁぁ〜めっちゃ喋りたい!😱)


あの日の”行ってきます”に
”おかえりなさい。”を言うための作品でした。

当たり前の日常が、当たり前にいつまでも続いて欲しい。
誰のためでもなく、私の大切な人達のために

(いま言えるのはこれだけ)

そして、相変わらずタイトルバック、エンドロールの入りはシビれちゃいます😇


〈公開後の追記①〉
観た人どうぞ↓↓















『カナタハルカ』
すずめの戸締まりエンドロール曲

行ってきます。
お帰りなさい。

そんな当たり前の日常が、明日も変わらず続きますように。

普段気にしないようなことも、ちょっとずつ違ってる。明日が続けば、いろんな君の笑い方や歌い方がみれるのに。

そして同じような毎日にみえるけれど
その中に同じ日なんて1日だってないよね?

っていう意味に自分は受け取りました。

“行ってきます”は、「行きます」と「(帰って)来ます」を合わせ、”今から出かけます、そして帰ってきます”という意味が込められた言霊。昔は旅をするのも命がけで「いってきます」と言うことにより「必ず帰ってきます」という誓いの意味があった。って(ネット)に書いてました。

あの日にたくさんの「行ってきます」があって、返すことができなかった「お帰りなさい」がある。

残された人達の人生はそれでも続いていく。
癒えるのに時間がかかる傷もある。

でも、いつかはそれを乗り越えられる。
あの時の自分を前に進ませてくれたのは、
旅の道中で助けてくれた人、今まで見守ってくれていた人達。

そして、他でもない”自分”だった。

観た後にそういうことを考えてたら、勝手に涙腺ゆるみました。😢


ウクライナも北朝鮮問題も明日が見えぬ困難な状況が続いてますが、大切な人のために平和な明日が続いて欲しい。と切に願う作品でした。


追記②
色んな場面で蝶のシーンがあるのが気になっていて、これは何かのメタファーなんだろうな〜と思ってたんですが、今回の金ロー質問箱で新海監督が明確な回答をしてました。

「蝶は死者の魂の象徴だと言われます。鈴芽が母に導かれるようなイメージで蝶々を描いてます。という話をメキシコの舞台挨拶でした時に会場のみなさんが泣き始めたことをそういえば思い出しました!」

ん〜やっぱりそういう意図があったのかぁと。自分は胡蝶の夢の暗示かなと勝手に思ってました。
ヘイヘイ

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