スワヒリ亭こゆう

エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンスのスワヒリ亭こゆうのレビュー・感想・評価

1.0
アカデミー賞の本命と謳われている本作を凄く期待してて、早速観てきました。
もう最初から最後までずっと退屈でしたわ。
全く面白くないですね。

マルチバース云々言ってます。
普通の主婦が宇宙を救う話です。
でもスケール小さっ。つまんねっ。

映画はずっと笑いを取りに来てるんです。
でも、笑いのレベルが低すぎて全く笑えなかった。笑いの後に家族の泣かせる話に持っていくんです。その振り幅がこの映画の狙いなんですけど、笑いの時点でコッチはイライラしてるんだから泣けるか!
アメリカも中国も如何に日本に比べて笑いのレベルが低いかを痛感しました。
正直言って、こんな映画を面白いって言えるマルチバースに行ってみたいわ!
ここ何年か、ダントツでこんな面白くなくて酷い映画はなかなか無いんじゃないですかね。

ミシェル・ヨー自体がまず全く面白くないんですよ。で、彼女は真面目にやってて、それが逆に笑けてくるっていうタイプの女優さんですよ。
本作みたいにふざけちゃダメ。
キー・ホイ・クァンは逆にコメディセンスがあるのにミシェル・ヨーが邪魔して持ち味、全然出てないですよ。
何でこの二人が評価されてるのか?
彼らを評価する事で人種差別反対派を騙ってるんだとしたら相当、タチ悪いですね。
そうじゃないと良いんですが。

僕には全く必要性が無い映画でした。
二度と観たくないし、大嫌いな映画が1つ増えました。