『恋というものを知りたい』
職場の同僚さんのオススメにより鑑賞✨
大学の講義中、偶然拾った書評ノートを手にしたことから始まる往復書簡(子供用交換ノート)。
森見登美彦チックな登場人物たちが、
『恋ってなんだろう?』て考えるお話です。
+「恋をしている人は光ってみえる」という謎の超能力?も加わり…
一筋縄ではいかぬ展開が…
〈ちょっと脱線して〉
ねー。
“恋”って一体なんでしょうね。
なぜ人は人を好きになるんでしょうか?
なんでその人を思うと胸がギュっとしたりするんでしょうか?
しかも、そういうときって頭でも足でもなく、なんで胸(≒心)が締め付けられるんでしょうか?
普段考えない分、言われてみればとっても不思議💡
〈作品全体について〉
原作からそうなんだと思いますが、キャラクターが良くも悪くもデフォルメされすぎてて、合わない人は合わないかも。
あと、登場人物達が思ってることを全部台詞にのせてくる系の作品なので、これもキツイ人にはキツイかも、です。
神尾楓珠さんは、嬉しい反応があった時のあの目の奥に輝きを感じさせるとこがよき!
伊東蒼さんは、「湯を沸かすほどの熱い愛」でとっても雰囲気のある子役さんだなぁ〜と思ってましたが、「空白」、「さがす」と引っ張りだこですね✨
鑑賞後は、各々が考える『恋とは何ぞや』をとっても語りたくなっちゃう作品でした。
本能的なもの?それとも学習?
略奪するもの?憧れ?戦い?嬉しくて楽しいもの?
個人的には、
好きな人には幸せでいてほしい。それが自分にはできなくても、自分以外の”誰か”でもいいから。っていう北代(西野七瀬)に近いかな。
そのひとの愛し方は一つじゃない。と自分は思う(というかそう思いたい)
そういう風に自分を納得させられれば、報われない恋もないかな、と。
これ観ながら思ってたのは、
作家さんの恋愛に関する名言って、ついつい「あぁ”ぁあ”ーわかるわかる」ってなりますよね?恋に悩みに悩んだ先人達の言葉って面白いですよね?
とゆことで、以下ひとり恋愛名言総選挙はじめます。
『初恋の魅力は「恋がいつかは終わる」ということを知らない点にある。』
“The magic of first love is our ignorance that it can never end.”
ベンジャミン・ディズレーリ
『男は恋を恋することからはじめて、女を愛することに終わるけれども、女は男を恋することからはじめて、恋を恋することに終わる』
レミ・ド・グールモン
『愛とは、ため息でできた煙だ。』
“Love is a smoke made with the fume of sighs.”
シェイクスピア
(さすが。としか言いようがないです)
『君のいない天国よりも、君のいる地獄を選ぶ。』
スタンダール
(これとっても「天気の子」っぽくてすき)
『恋とは自分本位なもの、愛とは相手本位なもの。』
美輪明宏
『恋は宇宙的な活力である』
夏目漱石
(本編に出てきてましたが、これぞ正に真理)
『恋とは、誰しもが語れるが、誰しもが正しく語れないものである。』
シーロウ•キーター
(笑)
と色々つらつらと書きましたが、結局ね、
『恋は光✨なのだ。』
みなさんにとって”恋”とはなんでしょうか?
おわり