hideさんの幼少期から亡くなるまで、亡くなってから残された周囲の人やメンバーの苦悩する姿を描いた一作。
制作途中だったアルバムやすでに決定していた全国ツアー。パーソナルマネージャーで弟の松本裕士さんはhideさんの共同プロデューサーだったI.N.A.さんらと共に協力し彼が遺した音楽を世に届けるため奔走するーー
亡くなった直後に出された楽曲について色んな意見があったのは事実だろうし仕方がないけど、彼の音楽のファンとしてはよく作り上げてくださったなという感謝しかない。
『普通の人間でいて欲しかったから』
一般人としての意見を聞きたかったからと弟には自分の作った音をあまり聞かせたくないと頑なだった理由も泣ける。
先に『HURRY GO ROUND』を観たので映画用に脚色されている感じも否めませんでしたがファンの方なら充分楽しめる映画のように思います。
ラストのLiveのところ、一番そこにいなくてはいけない人がいないのは泣けますね。