このレビューはネタバレを含みます
序盤は割と面白そうで好きでした。展開もそうだし、NARUTOが好きなんだろお前ら!傀儡操る動きを描くのは楽しいんだろ!ってアクションも良かった。
でも結局そんなに面白くはならなかったですね。慣習で絡め取られた忍者界と現実世界に橋が掛けられて、子供が自由に自分の夢を描いて生きれるようになる……ってところに力点を起きたい筈なのに余計なものが多かった気がします。その慣習を利用している悪役にカリスマ性や魅力が乏しかったことも物語のテンションの上がりきらなさの一因だと思う。
感動させてやろ〜みたいなわざとらしい描写が出てくると一気にテンション下がるし(ましてや登場人物がそれを口に出して言うと)、親の愛……!みたいなのをやるなら押し付けがましく描写するんじゃなくて細かい行動とかで描いて欲しいなと思う。子供向けだからこそ。親の愛をわざとらしく描いて目配せしてるの、広告で「見に行った親が泣いた!」って宣伝したいからだけなんじゃないの。