ぺっこりーの

屋根裏のラジャーのぺっこりーののレビュー・感想・評価

屋根裏のラジャー(2023年製作の映画)
3.0
2024年映画館鑑賞映画 3本目
TOHOシネマズ新宿。

昨日で大体の上映が終了してしまうというのに気付いて慌てて座席予約をねじ込んだんですが、仕事が忙しく睡眠不足過ぎて本編意識飛びまくりました😱

アニメーションとしての絵作りは物凄く丁寧に作画されているなと感じました!
さすがは元ジブリの人達が作ったスタジオという感じで、ストーリーも意識飛んじゃったので全ては拾い切れてませんが💦
子供向けの作品としては申し分無い感じではありました。

ただ、今ひとつ突き抜ける何かは無いな〜と思ったり、例えば海外アニメ(代表的なところで言えば大傑作『マイ・エレメント』や『雄獅少年 ライオン少年』など)にもあるような社会的な問題をさりげなく落とし込むような要素も無くて(いや、無くても良いんですが笑)、その意味では傑作『この世界の片隅に』や同時期に上映されていて口コミで評判が広がっている良作『窓ぎわのトットちゃん』のような作品と比較すると、作って世に問うような価値のある作品にはなってないのかなと思ってしまいました…ポノックがそこを目指す必要も特に無いとは思いますが笑、社会のフェーズが悪い方にどんどん傾いている昨今、そこと完全に乖離したまま娯楽映画を作る意味をちょっと考えたりしました。

もちろん娯楽映画は大事だと思いますし、大変な世の中だからこそ必要だとも思います。何より娯楽映画は大好きですし。
娯楽映画としても突き抜けるレベルでは無かったなと個人の感想ながら思いました。

比較するのも野暮ですが、個人的には色んな意味で『トットちゃん』の方が面白かったです。絵のルックに関してはラジャーの方が好みですが😂

意識が飛んでしまって全て観られなかったので、近日中にまだやっている映画館に行ってリベンジしてきます!!💪✨

※2024/01/22追記

2024年映画館鑑賞映画 5本目
イオンシネマむさし村山。

もう上映している映画館が限られている状況だったので、むちゃくちゃ遠出して初めて武蔵村山のシネコンに行って来ました笑

超でかいショッピングモールに圧倒されました!笑

夜の時間帯なら寝ないかなと思ったんですが、今回も意識が若干飛んでしまいました…でも初回よりは楽しめた気がします✨

とても丁寧に作られていて良い映画だなとは思うんですが、イマジナリーを食べるおじさんが何者なのかとか、傍にいる貞子みたいな女の子は結局おじさんにとってのどういうイマジナリーなのかとかも全く分からないまま終わるので、その辺りは依然として若干モヤりましたね…ただ、『メアリと魔女の花』よりは断然面白かったです笑