「メリー・クリスマス!ミスター・ローレンス。」
一度言ってみたい映画の名台詞第2位です。
第3位は「冬の華」(78年)で、池部良と小池朝雄が繰り返す、
「そうするよりほか、しょうがねえと思ったンだ。何とか見逃してくれないか。え?お前とは長いつきあいじゃないか。がきがいるンだ。何とかならねえか。」(注1)
そして一度言ってみたい名台詞第1位。それはこの映画に出てきます(注2)。
クライマックスで、強盗団のボスがジョン・マクレーン刑事の奥さんを盾にとって、
「馬車に揺られて町を出て行くグレース・ケリーとジョン・ウェインのようには行かないんだぞ。」と大いばり。それに対してマクレーン刑事が余裕の一言、
「ゲイリー・クーパーだ。」
言ってみてえ!!!!
これですよこれ。アクション映画の金字塔ではありますが、この台詞を考えただけでも後世に残る!この台詞にスコア10.0、いやさ5.0!
というわけで明日は2023年12月24日。このレビューに目をとめて下さった方々に、
「メリー・クリスマス!ミスター・ローレンス!」
いや、今だったら、
「ハッピー・ホリデーズ!ミスター・ローレンス!」
になるのかな。いや、本当は25日に言うのかな。まいっか。
注1
これは使い勝手が良い台詞で、「お前とは長いつきあいじゃないか。何とかならねえか。」の部分は色々な局面で既に何回となく使わせて頂きました。
この台詞の元ネタは「ゴッド・ファーザー」らしいのですが、そちらは全く記憶にございません。
注2
昔観た記憶なので間違いがあると思いますが、細かいこと気にしない気にしない。全てが許されるクリスマスじゃないですか。
追伸
「ホーム・アローン」はクリスマス映画の定番ですが、たまにはクリスマス・シーズン2週連続で「ダイ・ハード」「ダイ・ハード2」やってくれないかなあ。頼みの綱、テレビ東京の午後のロードショーでもやってくれなかった。
参考資料
「倉本聰コレクション 22 冬の華 ブルー・クリスマス」
倉本聰・著
1984年
理論社