仮面の大使

ヘルドッグスの仮面の大使のレビュー・感想・評価

ヘルドッグス(2022年製作の映画)
3.9
 闇に落ちた警察官が極道に潜入する映画。

 松岡茉優出演作を巡る第九弾。

 11年前、交番に勤務していた出月(岡田准一)は愛する人が殺されるのを止められなかった。そこから復讐に生きた出月だったが、阿内(酒向芳)により東鞘会というヤクザ組織に潜入する極道潜入捜査官にさせられる。出月は兼高と名前を変え、東鞘会で徐々に頭角を現していく。

 面白かった~。個人的に岡田准一の演技やアクションが好きなので、すごく楽しめた。岡田くんのアクションは本当に最高。岡田くん強すぎるよ。鑑賞してて、この人絶対死なないよなって感じる。

 相棒の室岡を演じたのが坂口健太郎。サイコパスということだったけど、そこまでサイコパス味は感じず。ただ、室岡と兼高のバディの感じは結構好きでした。

 岡田准一と原田監督コンビは『関ヶ原』『燃えよ剣』と見てきたけど、今作がダントツ一番。前の二作は劇場で見たので、今作も映画館で見ようと思ってたけど、配信で見て良かった。何言ってるか、聞き取りづらい部分も日本語字幕で追えば大丈夫だから。

 最後に、松岡茉優さんについて。この松岡茉優企画を始めて、九作品目となりますが(今視聴中のドラマも合わせると、十二作品目)、今作で演じた恵美裏はその中でもトップクラスに好きなキャラでした。妖艶でそしてかっこいい。原作にはいないキャラとのことですけど、このままで終わらせておくにはもったいないキャラです。『ヘルドッグス』続編か、恵美裏を主演に持ってきてのスピンオフ希望です。

 
仮面の大使

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