《昨年10月に公開された時は》
これほどまでに話題になる作品だとは思わなかったのでスルーしていたけど、いろんな番組で取り上げられ評価も高いので、観に行こうとしたら、早々に上映が打ち切られていて…。
諦めきれずにいたら、近所のミニシアターが上映を決めて、好評につき現在もロングラン上映中！ということで、遅ればせながらの参戦ではあるけど、期待通りの納得の面白さ。スクリーンは小さかったけれど、前列で鑑賞したので気にならなかったし、ワイドスクリーンで視界良好。部屋が狭いため音がストレートに届くので、いつもの映画館より迫力の音響。
映画は、1920年のイギリス統治下のインドのお話。インド総督の御一行様が訪れた山奥の部族の村で、芸術の才能に恵まれた少女マッリを気に入った総督夫人が、強引に彼女を連れ去ってしまうというやりたい放題。その行為に激怒した民衆を鎮めようとする警察官ラーマ。一方、少女を連れ戻そうとビームは捜索を開始。ということで、本来なら敵対する筈の二人が、ある事件をきっかけに仲良くなって…。
3時間という上映時間を長いとは感じさせない怒涛の展開で、歌あり踊りありアクションありで爆破も火薬マシマシ。そして、祖国への愛や友情、家族愛、彼女への思いなどがいっぱい詰まった素敵な作品。まだ見ていない人は劇場に急いだ方がいいね。
視聴メモ：2023.06.03/095/ミニシアター系の映画館（字幕）
