「ただの仕立て屋だ」
とある街にイギリス人のスーツ屋さんがありました。そこには若い女性の受付と年老いた裁断師のみです。
スーツを仕立てに来る客に混じり、奥の部屋の箱に封筒を落としていくマフィアもいました。そのうち、受付の若い女性とマフィアのボスの息子リッチーは恋人同士となります。
舞台はスーツ屋のみ。
脚本と演技力で魅せる映画でした。
アカデミー賞俳優のマークライランスが瞬き一つしない表情で役を演じるのは見ものです。
背景も小道具もアンティークで深みのある映画にしています。
小説を原作にした舞台のような映画でした。