新海誠監督が『すずめの戸締まり』公開時ののインタビューで、作品作りは「閉じていく」作業に似ていると言ってましたが、きっとそういうことなんだろうなぁと。
数ある可能性から、1つ1つのディティールを選び取ってひとつの物語、作品をつくる。
あの序盤のワクワクさせてくれるアニメ作成現場も、当事者達はとっても大変なんだろうなぁと。
サブスク全盛期に大量に作られ、消費されていく作品。作る側、消費する側にもスポットが当てられた映画でした。
ただ、日本のドラマにありがち演出な主人公が苦境に立たされて絶望してる時に雨の中走って転んだりとか、そういう使い古された紋切りシチュエーションは逆に冷めてしまう。。
あと、具体的に作中作品のアニメ自体がなんだかんだ結局魅力的に見えない、後半の監督が奮起する展開があっても何がどう良くなったのかポップアップするコメントの内容でしか自分にはわからなかったです。
まぁ、そこが本作のテーマじゃないから、って言われたらそうなのかもしれませんが、だって結局どんな作品なんだかわからんやもん!!って感じで最後までノレませんでした😩
良くも悪くも、きっと現場ってこうなんでしょ!みたいな枠からはみ出してくるトコがなかったかなぁ。
※全部個人の感想です。結構みなさん&業界の方々が好評価なの知ってます😱好み•感性の問題かと。
一方、個人的にはひたすらに柄本佑さんに目がいってしまう作品でした。アニメ制作現場の登場人物もバイプレーヤーたくさん✨ですね!
「最初から四番です!」