「女の一日は一日に人生がある」
意味不明だけど雰囲気のある台詞。
映画もストーリーより雰囲気を楽しむ映画。
1923年、ロンドン、ニコール・キッドマン
1951年、ロサンゼルス、ジュリアン・ムーア
2001年、ニューヨーク、メリル・ストリープ
大女優3人の演じるそれぞれの一日の話し。
1923年のニコール・キッドマンは精神が病んだ小説家。過去に自殺を何度も試みている。
1951年のジュリアン・ムーアは(ニコール・キッドマンの書いた小説の)愛読書。上流家庭の主婦。子宮の病気で子どもを産めない友達の話し相手をしている。妊娠中だけど自殺も考えている。
2001年のメリル・ストリープは小説本の編集者。同性愛者で女性と暮らす。AIDSに罹った小説家の男の世話をしている。その小説家は自殺しようとしている。
時代が変われば生き方は大きく変わる。
価値観や悩みの種類も時代で大きく変わるけど、命の価値、自殺したいと言う気持ちは変わらない。
※吹き替え版をテレビで鑑賞。最近の日本の吹き替えは良くできているものが多いけど、この映画の吹き替えは不快。動画配信サービスにもあったので、途中から動画配信サービスで字幕版をみました。