さとう

母性のさとうのネタバレレビュー・内容・結末

母性(2022年製作の映画)
2.5

このレビューはネタバレを含みます

独特な世界観。等倍では観れなかったと思う。
戸田恵梨香の演技力がすごい。

母と娘、という関係をすごく考えさせられた。
常に母が全て、と考えている娘が母になり、娘ができても"母の娘"である娘の自分から抜け出せない。
先輩後輩の関係にも似てるけど
自分の役割が、母、娘、妻、女、先輩、後輩、等普段自然にできているけれどそのコミュニティによって自分の立場って変わるよなということを改めて感じた。

永野芽郁がひたすらに可哀想。
最後永野芽郁が次の"母"になる訳だけど、こんな感じの育てられ方をした娘はどんな母になるのだろう。

戸田恵梨香と永野芽郁のコンビがハコヅメから好きだったが全然違う雰囲気の関係で、観ていてしんどかった。
さとう

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