その背中たちは日毎に逞しくなっていくー。
泥に塗れながら魂が咲くー。
映画「シコふんじゃった。」は観たことあったのですが、あまり相撲には詳しくなく、四股が大事って事も知らなかったです。
そんな私でも、相撲力士の肉体美と肉厚な格闘シーンは、時にスローモーションになる時もあって、引き込まれました。汗や砂が飛び散る様は綺麗でした。
相撲だけじゃなくて親子愛も描かれていました。
ドラマにたびたび出てくる桜。
桜の花びらが散る光景は美しくもあり、残酷でもあるって気が付かされました。
笑顔も時と場合によってかなりの怖さ。
ゾッとしました。。
一ノ瀬ワタルさんのガッツある、どこか憎めない、荒削りな演技。
小雪さん演じる女将さん、優しい話し方と笑顔で、とても癒される存在。シンプルな服も、着物姿も素敵。
忽那さん演じるボーイッシュな女性記者はいつもパンツスーツでカッコいい。
岸谷五郎さんも相撲やってた風格が滲み出てて、すごい演技力。
他の俳優さん達の演技、どこをとっても良かったです。
暴力や血まみれ、嘔吐シーン等少し目を背けてしまう場面は多めです。
頭突きが痛そうだった。。