宇多田ヒカルの楽曲にインスパイアされ、青春時代、青年時代、現在を背景に也英と晴道の初恋の物語を描いた作品
良すぎて良すぎて、
美しすぎて素敵すぎて、
めっっちゃ感動した...
2人の青春に愛おしさを抱いて
2人の過去に胸が引き裂かれて
2人の純愛に何度も心震えたな...
風景や街並みや色合いや光による美しい映像、
最高の脚本、構成、役者による美しいストーリー、
純愛、家族愛、青春、悲劇、挫折、挑戦など
それらを宇多田ヒカルの楽曲を中心とした
美しい音楽と冬の香りが包み込んでいて、
愛おしい大好きな作品として胸に刻まれた
宇多田ヒカルの楽曲はもちろんやけど、
作中で流れる心情に寄り添うBGMも素敵
役者も皆さんほんま素晴らしくて、
佐藤健と満島ひかりに惚れたし、
本作で木戸大聖をめっちゃ好きになった
作中の衣装も可愛くてお洒落で好き
それぞれの時代の絡ませ方が巧み
也英と晴道に苦しい過去があるからこそ
現在の物語に深みが生まれて感動したし、
そんな現在の2人を観ているからこそ
青春時代がより一層眩しく煌めいてた
「無くした切符、12月のワンピース、
青の時間という名のインクのシミ、
冬の海岸の親密な時間、
自分の名を載せた火星探査機、
同い年のポップスター、
叶わなかった夢、実らなかった恋、
離れて行った人たち、
あの日の過ちも私の絵を埋めているの？」
第1話から心掴まれてたけど
ラストの2話はレベル違って素晴らしい
8話の終わりとか感動と余韻が凄すぎて
なかなか最終話に進めへんかったし、
最終話はめっちゃ幸せになって感動した
個人的にめっちゃ泣いたのは、
妹の結婚式の晴道のスピーチと、
行人に引き取られる時の也英と綴の別れと、
『First Love』が流れる8話ラストかな
タイムカプセルの手紙に綴られる晴道の
恋の始まりの話もめちゃめちゃ素敵
「あの日君は俺に生きる意味と
進むべき道を教えてくれた
俺の夢は君を幸せにすることです」
1.
「誰かが言った、
"人生はまるでジグソーパズルだ"と
どんなキラキラな想い出も
運命の女神を呪いたくなるような
理不尽な仕打ちも
人生にとってはかけがえのないピース」
美しい...
街並みも色合いも衣装も光も
映像がとっても美しくて素敵
第一話からがっつり心掴まれた
青春時代の煌めきと、
大人の現実感、虚無感
忘れられない存在...
「好きな食べ物なんですか？」
青春時代の2人が可愛い
ヤンチャに見えてピュアな並木も
しっかりものでシャイで可愛い也英も
めっちゃ可愛らしくて応援しちゃう
佐藤健も満島ひかりもオーラありすぎ
その美しくさに見惚れた
特に満島ひかりさん可愛すぎ
晴道の姪っ子を目一杯可愛がる所も
也英が綴を大切に想ってるのも心温まる
綴の曲を今年1番っていうのにニヤけちゃった
「どんな出来事も人生にとっては
かけがえのないピース
でも、もし、大切なピースを
無くしてしまったら？」
2.
「おやすみなさい」
綴から貰ったセーターを着て
くるっと回るシーンとか
青春時代との重ね方が素敵
「奇跡ヤバい」
青春時代の2人がキラキラで
観てるとめっちゃ幸せになる
忘れられない初恋の人を見つけたら
無線盗聴してでも探したくなるのは分かる
「だって好きなんだもーん」
綴の恋を応援する並木かっこええ
綴の曲をすぐに聴いて褒める也英も素敵
沢山のハートにニヤけちゃう
没頭できるものがあることが素敵よね
アベンジャーズを観るって言い訳で
綴の気持ちを優先してあげるのは愛やな
「みんな死んでった」は笑うけど
ラストの並木の涙が切ないよぉ...
3.
「でもタイムリミットがあるなんて
ウルトラマンみたいでかっこいいよ」
晴道は自衛隊、也英は大学生
それぞれの道を歩み始めた2人
自衛隊は地獄やけど仲間に恵まれて
大変ながらも楽しそうな生活
宇多田ヒカルのファーストアルバムは
家にあって何回も聴いてたから
ジャケット見てめっちゃ懐かしくなった
「それぐらい初恋ってのは無意識で突然で
ごまかしが効かないってこと」
生活が違いすぎるから
徐々に生まれるズレはあるよね
晴道は大人になっても晴道でかっこいい
コインランドリーに駆け出すの最高
晴道がコインランドリーで也英が
起きるのを待つシーンめっちゃ好き
なんでここまで也英は春道のことに
気付かへんのやろと思ってたけど、
そうなんか...事故やったんか...
タイタニック観たことないって言ってたのも
強がりじゃなくて覚えてないってことなんか...
事故前の喧嘩がめっちゃ悲しい
「それが運命か知りたかったら
飛び込んでみるしかないよ」
4.
ナポリタンのお店に誘われて
「あっ！」って大声出す也英が可愛い
鮭焼きながら恋の相談するところも好き
天文台のくだりも、星を見ながらの会話も
その後のタクシーを捕まえるとこもキュンキュン
でもちょっぴりの切なさも感じる
「強く輝く星を見ると
君をそばに感じます」
青年期の話は切ないな...
運命の悪戯というか、なんというか、
思い出せない也英も辛いけど
晴道が辛すぎるよ...
どんな想いで2年過ごしていたか...
その想いも手紙も也英が知らないことを、
也英が妊娠したことを知った時の
晴道の絶望に胸が引き裂かれそう
お母さんの気持ちも分からへん訳じゃないけど
2人に選択させずにお母さんが決めるのは違う
5.
めっちゃ感動した
特に妹の結婚式の時の晴道の
スピーチが感動して涙滲んだ
幸せいっぱいの優雨と凡ニの結婚
いつでも晴道の家族は温かいなぁ
失恋した也英と綴のシンクロかわいい
也英を護れてほんまに良かったね...
也英を護る為に自衛隊に入ったもんね
也英と今すぐにくっついて欲しいけど、
恒美さんのこともあるもんなぁ...
ラストの晴道の家での也英と優雨の
会話シーンがじわーって温かくなる
「世界を救うことは出来ないけど
せめて半径90センチの大事な
人達のことくらいは護れる男でありたい」
6.
「常に最悪の事態に備えるの」
幸せいっぱいに見えた綴との生活
でも綴以外に味方はいなくて...
当たり前の幸せって難しい
コッシーと晴道の関係性好き
最悪の事態に備えた磁石と懐中電灯
高校生の時から変わらない也英の性格が
ふふって微笑ましくなって少し切なくなった
「こんな取るに足らない人生の底の底の方で
何かとてつもなく大事なものを
なくしてるんじゃないかって」
夢も綴との生活も諦めて
失敗して、希望をなくして
そんな也英の姿に胸が痛かったから
ラストのキスに胸が熱くなる
7.
これは泣くわ
也英が綴と別れるシーン
追いかける也英の姿に
苦しくて辛くて号泣...
「お掃除するだけの仕事でしょ」って
綴るに言われた時の表情、CAを眺める瞳、
綴とお母さんと3人でケーキを食べるシーン
夢を諦めて、綴との生活を諦める姿に胸が痛む
也英がどれだけ綴のことを愛してて、
生き甲斐で、全てなのかが伝わるから
別れのシーンはほんまに涙が止まらんかった
かはたれどきのアイスクリーム
也英と晴道が主人公のお話やから
どうしても2人の恋を応援するけど
長い間ずっと寄り添ってくれてた
恒美を也英と出会えたからっていう理由で
簡単に振る、なんて出来るわけがないよね
「この世の地獄です
間違いと分かってて進み続けるのは」
8.
也英が1人暮らしをする時の
お母さんとの感動的な別れとか、
恒美の悲しすぎる優しい別れ言葉とか、
旺太郎のまっすぐでかっこいいエールとか、
なんでなん...って悲しくなる晴道の選択とか、
色んなことに感極まったけど、
『first love』を聴いて記憶が戻り、
涙を流す也英に全てを持って行かれた
こんなん泣くやろ...余韻がすごすぎるよ...
このラストシーンから進めずに
3回観てようやく最終話に進んだ
「恒美のツネは恒星のコウ
見上げればいつでもそこにいる星」
「恒美のツネは恒星のコウ
自分の力で光って輝く星」
恒美さんとの出会いから
現在までの過程もめっちゃ胸に来る
東北の地震の時に付き合おうって言われて
心の底から嬉しかったやろうなぁとか
晴道のことを理解してるから也英のことを知って
ずっとずっと不安に思ってたやろうなぁとか
長い間ずっと寄り添ってきた強くて弱い恒美に
めちゃめちゃ感情移入しちゃった
幸せになって欲しいな...
「逃げるな、野口也英！
前を向け！息を吸って前進しろ！
傷ついたって、みっともなくたって
人生は飛び込まなくっちゃ！！」
9.
「もしもまた、いつか会えたなら
今度は君の物語を聴かせてください」
素晴らしい...
素晴らしい纏め方
胸の奥底から熱が込み上げて、
幸せと温かみと感動と勇気を抱いて、
『初恋』が流れるラストは爽やかな余韻が残る
これまで決して幸せなだけでなく
むしろ運命に引き裂かれ、多くのことを諦め、
苦しい想いを何度も何度も味わってきたけど
それでも...それでも2人が出会えたことが、
2人で手をとり暮らしていく未来が
幸せで、愛おしくて堪らない
ラストの忘れ物はキュンキュン
「だから、フレーバーって言いなさい」
【2023/1/1 家族と再鑑賞】
両親の1回目の鑑賞に同伴して再鑑賞
なんと1日で全9話視聴の夢中っぷり
1回目の視聴後にYouTubeに上がってる
ありとあらゆるインタビューを観たから
役者陣への思い入れがより強くなってた
それにしてもほんまにいいドラマ...
1回目とは見方が変わって深みが増すし、
1回目で泣いたシーンはやっぱり全部泣いた
晴道が也英に告白する時の
「初めて会った時から」の部分が
2回目はその"初めて"がいつからかを
知ってるからめっちゃ感動した
【2023/1/4 再々鑑賞】
両親が早速2週目に入ったから
自分も3週目に突入
前半の4話まで観て実家から帰り
残り5話は1人で家で鑑賞
こんなん途中でやめれるわけない
どのカットも食べ物が美味しそう
観る度に思うけど、ほんま無駄がない
6話終わりのキスについて、
1回目観た時は晴道が也英を愛おしく
思う余りにキスをしたと思ってたけど、
記憶が戻って欲しいって気持ちが
溢れた結果なのかなって感じた...
やっぱり8.9話は格別
