社会のダストダス

バイオハッカーズ シーズン2の社会のダストダスのレビュー・感想・評価

バイオハッカーズ シーズン2(2021年製作のドラマ)
3.9
このシーズン2といい「フィアー・ストリート」シリーズといい、ネトフリさんは最近主演女優に鼻血を出させるのがお気に入り。最近の鑑賞履歴観たら劇場で観たもの以外はNetflixばっかり、そらネトフリさんもオリンピックのスポンサーにもなってしまうわ。

「ブルー・マインド」を観て以来、全社会のダストダス界隈を欧州の女神なのではないかと騒然とさせ、赤丸急上昇中のルナ・ヴェドラーちゃん主演。「バイオハッカーズ」シーズン1を経て、ルナちゃんからルナたんへの昇級も検討されている。

相変わらずルナちゃんがめためた可愛い。4K UltraHD画質のルナちゃんはそばかすもくっきり明瞭、冒頭からなぜかブラック・ウィドウTシャツを着ている。あの映画は1年以上延期しているから別に公開時期を狙ったわけでは無いだろうけど、配信日が映画と同日なんて何という偶然。

前作のラストで主人公が拉致されるという、シーズン1にしてスーパークリフハンガーな終わり方をしたバイオハッカーズ。しかし目を覚ますと大学の研究室にいて、自分を殺しかけた元恋人ヤスパーとも復縁している、何かがおかしい。
あれから3か月間の記憶を失ってしまったミア(ルナちゃん)。
なんてこった…きっと監禁されている間に、あんなことやこんなこともされてしまったはずなのに、全部忘れてしまっているなんて…

前シーズンに引き続きストーリーは良くも悪くも普通だったけど、ルナちゃんの魅力増し増しなことに加えて、キャストをほとんど更新せず展開したことで前回から登場しているルームメイトたちにも少しずつスポットが当たっている。リベンジ道に邁進していた前シーズンに比べてルームメイトとの友情を大事にする描写が増えているのは好印象。ヤスパーが今シーズンでは変な日本語Tシャツを着てこなかったのは少し残念、しかしスマホの着信音が「ストレンジャー・シングス」だったのは見逃さなかったぞ。

失った3か月の真相など多少腑に落ちない部分はあるけど、前シーズンよりも個人的には楽しめた。