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コンフィデンスマンJPのtoncoのレビュー・感想・評価

コンフィデンスマンJP(2018年製作のドラマ)
4.3
痛快!詐欺師エンタメ。
このドラマの見どころは、長澤まさみの七変化…でもなく、テンポ抜群の安定の古沢良太脚本…でもなく、
東出昌大くん演じるボクチャン(長澤まさみの下僕)の間抜けっぷり、ほだされっぷり、それでいて時々ほんの時々、ちょっとだけかっこいい3枚目感を楽しむドラマだ!!

映画「桐島、部活やめるってよ」から大注目の東出昌大くん。
正統派の男前で、背も高くて、華もあって、凄まじい存在感!
あるレビューで彼の「大根風」がまたいいと語ってる方がいたのですが、まさにそれ!
キャラクターとぴったりハマると、破壊力がすごい!
「あなたのことはそれほど」の不気味な怪演は記憶に新しいけど、この「コンフィデンスマンJP」は、めちゃくそ男前なのにキャラが超3枚目なのがサイコー。
愛でたくて仕方ない!
破壊神ダアコ(長澤まさみ)に振り回されるボクチャンを応援する気持ちでドラマを最後まで追いかけました。

主人と下僕っぽいけど対等さも感じる、ダアコとボクチャンの関係ってなんかいいよなぁと思ってたら、
最後の最後でエピソード0が放映され、彼らの関係性のヒントらしき情報が!
なるほどそういうことかー!

で、まんまと第1話から見直したくなるわけね。これは最終回までみてはじめて、真のおもしろさがわかるやつね。

もともと好きだったけど、東出くんがますます大好きになりました。
個人的に、阿部寛みたいな、味のある役者になってくんじゃないかな~と思ってます。彼もモデルあがりだしね!
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