超王道のダークファンタジー。原作は読んでないけど、単純に面白かった。ただ、主人公であるモイレインがなぜ20年も探し続けた「竜王の再来」をあの4人に絞り込めたのかという説明が無いし、降って湧いたような話に流される、わがままで自分勝手な若者4人も、なんか感情移入できない部分がある。全体的に金はかかっているが、世界を破壊しようとする闇王があれ？って感じだし、最後の戦いもショボくて拍子抜け。第一話でモイレインがド派手な魔法で闇の軍団と戦ったのと比べたら、クライマックスの力不足を感じる。
キャストも「う～ん」という感じの人ばかりだし、人種を均等に配置しようとする昨今のアメドラの風習はまあ良いとしても、もう少し綺麗どころやオーラのある俳優を使って欲しかったし、モイレインとアミルリン位との同性愛は取って付けたような感じで違和感。「必ず同性愛を入れなければならない」「同じ人種の恋愛は極力避ける」という最近のハリウッドの暗黙の了解に従って仕方なく入れた・・・みたいな感じ。
と、まあ不満は色々あるが、結局一気見してしまったので、星4つ。
