役所広司は日本の宝だ（これ言うの何度目）
役所広司が目を潤ませて訴えかけるシーンになると、もう私もボロボロに泣いてしまう。
このドラマは何度も役所広司の演技にグッと心を掴まされて、まるで私もこはぜ屋で働いているかのような気持ちで10話一気に完走しました。
ちょうど人気に火がついた頃の若かりし竹内涼真くんのランナー役もとても良い。今はいろんな敵と戦い続けてる山崎賢人くんの息子役もとても良い。そして私のお気に入りは阿川佐和子さん演じるあけみさん。めちゃくちゃ自然な演技でこういうおばちゃんいるー！！パワースポットみたいな、元気で明るいおばちゃん。でも芯があって愛があって…最高でした。
池井戸作品は一貫して、仕事とは何か、働くとは何かをメッセージとして伝えてくれる。だから単純と笑われるかもしれないけれど、私も自分の仕事に誇りを持って頑張ろうと襟を正されたような気持ちになる。
展開はベタだし王道と言う人もいるかもしれないけれど、心踊るし感動するのは、やはり役者の演技力と脚本や音楽の総合力の力なんだろうな。
