このレビューはネタバレを含みます
このドラマが見たくてNetflixにとうとう加入しました。
噂通り、楽しかったです。
一つ難をいえば、有名な俳優さん同士なので、どっかドラマとして冷静に見ちゃうのが残念だったかな。
でも最終話は号泣からの嗚咽で苦しいくらい泣いてしまった。
トッケビのときを思い出す悲しさでした。
最後はハッピーエンドという描写なのかもしれませんが、1年に2週間しか会えない関係というのも辛いなぁ。
北朝鮮の人とこれだけ会えるなんて、充分なことなのかもしれないけど、愛し合う2人で考えると辛い。
将来的な約束は出来ないだろうし、子どもが万が一出来ても妊娠→出産まで一度も伝えられない、おじいちゃんおばあちゃんになったら飛行機でスイスで落ち合うのも辛いだろうし…って色々考えちゃいました。（私がおばちゃんになりすぎたかな？）
スンジュンとダンカップルも辛い…。
悲しい結末なのに、前を向くダンも健気で、どうにかスンジュンには生き延びて10年後に現れて欲しかった…。
幸せになって欲しかった。
今まで北朝鮮のミサイルニュースは見ても、北朝鮮の人の暮らし、考え方、生活に興味を持ったことがなかったけど、ドラマを見ながら、本当の北朝鮮の人の暮らしが日本の戦時中みたいな生活で、衝撃的でした。
あまり総書記的な存在は出てこず、そういう政治的なものはドラマでは触れてなかったけど、北朝鮮にも普通の生活をしている人々がいて、私たちと同じように喜怒哀楽があるんだと当たり前のことに気づきました。
苦しみから脱出する方法さえ与えられていない、知る術のない人がたくさんいて、それは見ていてすごく辛かった。
最後にダンママが、かっこよかった！
すごくかっこよかった。
ジョンヒョクママに破談をお願いするシーンなんて、感激でした。
普段のダンママとダンおじさんのやりとりはどんなシリアスシーンでも爆笑だったので、見方が変わりました。
楽しい韓国ドラマは、脇役が絶対楽しい！！
セリとジョンヒョクがドラマでは出来ない幸せな結婚をしてくれる日が来ることを祈ってます。
