つかさ

ストーブリーグのつかさのネタバレレビュー・内容・結末

ストーブリーグ(2019年製作のドラマ)
4.0

このレビューはネタバレを含みます

パク・ウンビンの作品が観たくなって、観やすそうなもの…ってことでたどり着いた作品。

プロ野球のシーズン終了後の球団運営を描いたストーリーで、1話30分で全32話と、とても手を出しやすい作品。

一見クールで感情の起伏があまり感じられないGMとパク・ウンビン演じるチーム長(野球チームの運営全体を仕切る役割)がメインのドラマ。

選手のトレードや補強、冬季キャンプといった野球運営を描きながら、韓国ドラマでよく見かける"あり得ないくらいあからさまな嫌がらせを仕掛けてくる人たち"が話を盛り上げる。

個人的にはGMとオーナー会社の常務の関係性が面白かった。

この常務、チームを解散させるのが目的でGMに再三嫌がらせを仕掛けるが、どこかGMを認めているところもあるというか…

元々能力の高さを買って採用しているわけだけど、加えて人としても自分とは違う面を認めていて、それがむしろ腹立たしい…そんな感じに見えた。

ある意味一番魅力的なキャラクターだったかもしれない。

やはり、魅力的な作品には魅力的な敵役あり。

名作!って訳でもないけど、ちゃんと面白いし先が気になって次々観てしまうタイプのドラマ。


パク・ウンビン演じるチーム長の後輩(チョ・ビョンギュ)が、怒鳴られた際に「うわ!耳に唾が飛んだよ!」とはしゃぐシーンがあるが、はしゃぐのも仕方ない。
ご褒美でしかない。
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