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ミセン-未生-のmuseのレビュー・感想・評価

ミセン-未生-(2014年製作のドラマ)
4.0
マジ長きに渡ってマイリストに入りっぱなしになっていた作品。
触手が動かなかったのは、イムシワンがあまり好きではなかったのと、作品自体に勝手に地味な印象を持っていたからだけど、逆に、ラブロマンスだのサスペンスだのを見疲れて、流し見前提で見始めたら、面白くて止まらなくなってしまった。

イムシワン、イソンミンW主演的な作品だけど、寝癖も甚だしい上司役の、イソンミンあってこその作品だった。

あ、あと、キム代理が徹頭徹尾良い人だったのに救われた。

中盤までは、イムシワンの演技なのか演出のせいなのか、とにかく【間】の取り方が長すぎてイラつく場面が多かったのが気になったのと、相変わらずの韓ドラ独特の大騒ぎに怒鳴りまくるシーンの多さに辟易しながらも、中間管理職の悲哀や、今だったら一発アウトなパワハラやセクハラシーンに色々考えさせられながら視聴。
自分だったらあんなストレスマックスな毎日が続けばとても耐えられないな。

でも徐々に、同期の絆ができていったり、簡単なサクセスストーリーではないところとか、飽きずに長編を見ていられた。
あと、韓国でいうところの、トロットという感じのテーマ曲!
めちゃくちゃ作品に合ってた!

最後、アンの父親の件や憎たらしいマ部長の顛末、保育園のハ先生の件っていったい?とか、もう少し回収して欲しかった部分はある。

でもドラマって、テーマや途中の盛り上がり以上に、終わらせ方ってどの作品でもホント難しいよなぁって常々思うけど、良い終わらせ方だったと思いました
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