とわこ

主任警部モース シーズン8のとわこのレビュー・感想・評価

主任警部モース シーズン8(1995年製作のドラマ)
3.3
目を血走らせ、身を乗り出して観ていても「コレ誰?」「ココどこ?」「てか、どういう状況?」となることが多く、内容としてはイマイチ。その点を差し引いたとしても、魅力的なモースやルイスというキャラクターのおかげで、最終回が近づいてると考えるだけでさみしくなる程度にはこのドラマを好きになっていた。

モースの死は、事件に巻き込まれたのではなく、単独病死だったが、結局のところそれぞれの事件にすこしずつ毒を飲まされたことで寿命が削られた他殺だった。

天国でこれまで解決した事件の被害者に感謝の言葉をのべられてにもかかわらず、それを無視して家に帰ってしまい、お酒を飲みながらクロスワードパズルでもしてますように。

最初に「内容としてはイマイチ」と言ったが、犯人までは特定したが証拠も共犯の存在もぼやかしたまま終わらせた「カインの娘たち」、病床から140年前の事件を捜査する「オックスフォード運河の殺人」の2つが特に好きだ。
とわこ

とわこ