シーズンが進むごとに、より洗練されたドラマになっている！
ルドも顔つきが大人になったような気がするし、キアラは更にキリッと美しく。
ルドとキアラの売春が明らかになりそうになり、これまでになく一話からどんどん展開していく。
ルドが足を洗うことを決めたのに対して、キアラはいつまでも続けると言い、誰の助けも受けようとしない。その姿に見ているこちらはイライラしてくるものの、ラストにはちゃんとそれ相応の結末が用意されていて、それはそれでとても切なくなった。
ダミアーノが次の恋愛に進もうとしているのがまた切ない。キアラと話をするたびに涙を流しているダミアーノはかわいそうなんだけど、え、君も秘密だらけで悪いことしてたよね？って思っちゃう。キアラの場合は、ルドよりもダミアーノよりもどっぷりとそこに浸かって自分で抜け出さないようにしていることが問題なんだろうけど。
それにダミアーノが起こした交通事故のことは裁かれなくて良いのだろうか？
全ての発端になったパーティー会場をルドとキアラがまた訪れるシーンがあったから、その話になるのかと思ってたらそこはスルーなのね。。
イタリアの裁判の様子はとても新鮮で面白かった。
親のこと、友達とのもめごと、自分自身とは何かということ。基本的には高校生の悩みってこういうことでそれは世界共通なんだけど、イタリアの高校生の描写の仕方が、少し影があって、でもお洒落で美しくて、なんか苦しくなる感じが、とても面白かった。
毎回BABYっていうタイトルが音楽と共にバーンと出るところもお洒落でカッコよくて好きだった。
