「こっち向いてよ向井くん」に市原隼人さんが出られるということで、昔の録画を視聴。これ好き―！演出が松原弘志さん…「東京の雪男」の方だった！めちゃくちゃ納得。猫ちゃんと市原さんを愛でるドラマ。
前後編で計1時間なのですが、細かいエピソードが確か5つ？に分かれています。オチに来るウンチクみたいな言葉が結構グッと来ます。
「恋は勘違いと思い込みから始まる(だったかな？)」とか。
(これは猫ちゃんへの、です！^^)
市原隼人さんと中村ゆりさんが御夫婦。
とっても素敵です。
原作が梅田悟司さんという方で、主人公の名前が「桜庭(だったかな？桜なんとか)聡」という名前(社員証に書いてあった)なので、自伝的小説なのかな…？と思います。(ラストにわかります！ネタバレしちゃった…でもそこはそんなに重要じゃないかと。触れ込み(あらすじの触り)も「出版社に勤めている『僕』は、ある時からなぜか会社に行けなくなった」から始まっているので)
2019年の作品なので、精神的な病で会社に行けない、というのは今だと割と溢れているというかそんなに珍しくないかもしれませんが、当時だと少し先を行っていた(そうでもないかな？)感じで、凄く丁寧に、共感できるように作られています。
猫ちゃんって、癒されますね…
前編では猫ちゃんの代弁が本で表現されるのですが、結構ツボでした(笑)
私は子どもの頃は完全に犬派でしたが、最近は猫も可愛いなぁ…と思います。犬はずっと自分の味方で居てくれるイメージ(忠犬ハチ公的な)、猫は自由気ままな感じ。ペットに対する感覚が、自分とタッグを組む戦友というよりも、今は憧れに近いのかな…という気がします。
冒頭に一瞬、平原テツさんが出てきてビックリしました！
こんな頃からNHKに出られてたのか！！
「きれいのくに」で序盤に吉田羊さんの夫役で出られていた方です。
NHK、さすがすぎる…
ほか、津田寛治さんが獣医さん、後編に筧美和子さんが出てきます。
お2人もとってもいい感じです。
市原さんは声がいいですよねぇ…
私が観た中では「ROOKIES」、映画「無限の住人」、「太陽は動かない」あたりの熱かったり怖かったりする印象が強くて、最近でこそ「おいしい給食」のトンデモキャラのイメージですが、密かにこういう優しげな役がお似合いです。
ほっこりしたい時におすすめのドラマ。
