主人公に全く肩入れできなくて、こいつら何やってるんだって終始呆れ返るんだけど、構成や音楽が上手いのか、繋ぎでどんどん観ちゃう。
ただただ主人公の周りの人間が可哀想なドラマ。
皆むだにビッチ。こんなに好きになれない主人公は、今まで観てきたアニメ、ドラマ、映画の中でもダントツで初めて。
ただ、ドラマとしてのエンターテイメント性や、サスペンスとしての分かりやすい作り方が上手く、乗せ方も上手い為、完全に演出の勝利と言えそう。
ロッラやノーマン、奥さんが可哀想でならない。まぁ、奥さんも奥さんなんだが。。
一番嫌いなのが主人公って、逆にそれでも観たくなるドラマにしてる監督って素直に尊敬。
無駄にビッチなのも、大衆へのサービスシーン、つかみやすさとして盛り込んでるんだろうな。
こういう男に捕まったら、絶対ダメだよっていう教訓も教えてくれる。