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赤い指のanagのレビュー・感想・評価

赤い指(2011年製作のドラマ)
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子を取るか親を取るか。
ラストが本当に辛くて胸が締め付けられる。母が逮捕された後、どうなってしまうのか。厳しい環境で残りの人生を過ごす可能性が頭をよぎる中、加賀に確認される。仕方ないと思いながら最後の母の姿を目にして色々な思いが巡りながら杖の名札を見て昔を思い出し、全てを自供する姿が痛ましい。
正しくないことをしたけれど、最後まで嘘を突き通せない程度には善人だったのが悲しいし、妹や加賀にまで見抜けていた母の姿に驚く。
ただただ悲しい家族。
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