いきなり1話目から前シーズンでドンがメーガンに言っていた「君と一緒にいる時が一番自分らしくいられる」というのを覆しまくっててサプライズとともに笑えた。いやーあれはキツイよ。ドンの気持ち分かるよ。ドンの「こっちの人のほうが多いんだ」という言葉には深く頷きたくなった。前シーズン同様ドンの老いが感じられるシーズンでもあった。若妻のメーガンも子供っぽいところがあり、ドンが四苦八苦する姿に少し同情した。ピートもペギーも前シーズンからの成長そのままピートはまさにロジャーやドンのように仕事はデキる感傷的なクソ野郎に、ペギーはついに巣立っていく。特にあのエピソードは特筆すべきでペギーとドンの別れ、その後のペギーのエレベーターに乗る前のニヤッとした笑顔が痛烈に印象に残っている。ただ、これまで続いていたシリーズ終盤での気持ちいい畳みかけというのはあまりなく少し期待外れだった。
