GYさんの映画レビュー・感想・評価

GY

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サイコ(1960年製作の映画)

3.3

音楽がよかった。冒頭からなにかが起こっている気持ちにさせてくる。序盤の女性視点のクライム・サスペンスに妙に感情移入というかドキドキと心配してしまう。これは撮り方が上手いということか、演出が上手いという>>続きを読む

プラトーン(1986年製作の映画)

3.5

バーンズが胸糞。自分が見た戦争映画やドラマのなかでも屈指の人間の業を身にまとった人物だった。けど、どんなに彼の考え抜いた、苦しみ抜いた結論があろうと受け入れられない。妙に神妙に考え抜いた表情をしている>>続きを読む

アイデア・オブ・ユー ~大人の愛が叶うまで~(2024年製作の映画)

3.7

これはナーメテーター。Twitterでバズってるのを見たり、あらすじを見ても、キャストのビジュゴリ押しで中身スカスカ作品かと思ったら意外とメッセージ性があってよかった。自分を戒める気持ちにもなった。何>>続きを読む

ハンガー・ゲーム0(2023年製作の映画)

3.4

日本だとやっぱり人権ないなーと、観終わった後youtubeでレビュー動画を探しても見当たらない現状で実感。個人的にはそもそもハンガーゲームという世界観というか物語にそれなりに興奮した身としてスノウの前>>続きを読む

オッペンハイマー(2023年製作の映画)

3.8

難しいけど俳優力の高さで観ていられたし面白くはあった。ただ3時間は尿意的にも長すぎだった。意外とオッペンハイマーvsストローズがメインで、日本への原爆投下は台詞で出てくる程度だった。ゆえに日本人の自分>>続きを読む

福田村事件(2023年製作の映画)

3.5

面白くて、見てよかった、皆が見るべき映画だと思ったが、瑛太が船漕ぎと喧嘩するところと、扇子を扇ぐところが、史実は知らんけど雑いなと思った。結論としては「誰でもよかった…」という感じだった。特にあの“不>>続きを読む

38 At The Garden(原題)(2022年製作の映画)

3.0

リンが語っていた『映画も現実世界も僕らに英雄的な瞬間はなかった。だがあの試合で英雄的な瞬間が訪れた。僕に似てない人々を相手に、そして僕に似た人がいない試合で…だから特別な瞬間だった。』という台詞に感動>>続きを読む

劇場版 魔法少女まどか☆マギカ 新編 叛逆の物語(2013年製作の映画)

3.6

かなりぶっ飛んだ世界だけど、それに見合う映像表現なのが凄いなと思った。TVシリーズよりも進化していて、意味不明だけど兎に角スゴイ。10年以上前の映画なのに個人的には2024年でもアバンギャルドに感じた>>続きを読む

コードギアス 復活のルルーシュ(2019年製作の映画)

3.7

ルルーシュが世界に平安をもたらしたことによって、価値を失った軍事国家という敵の設定は面白かったし、新たなギアスも映像作品にあるあるの能力で面白そうだなと思ったけれど、いまいち上手く利用されていた気がし>>続きを読む

コードギアス 反逆のルルーシュIII 皇道(おうどう)(2017年製作の映画)

2.2

復活へと繋げるためにちょこちょこ変えてるけど特にアニメを見て、再び劇場版を見るほどの価値はなかった。長い。長すぎる。でもやっぱゼロレクイエムまでの流れは面白かった。何度見てもカタルシスを抱く。

コードギアス 反逆のルルーシュII 叛道(はんどう)(2017年製作の映画)

2.3

スザクが学園で罠に掛かったのに、いつの間にか神根島に移動しているシーンなど完全にアニメ視聴済みでないと理解できないシーンがあった。てか視聴済みでも、1つの作品として何の描写もなくスザクが解放されルルー>>続きを読む

コードギアス 反逆のルルーシュⅠ 興道(こうどう)(2017年製作の映画)

2.2

TV版見て“復活”を見るために劇場版を見始めたんですが、これ見るなら普通にTV版見たほうが良いと思いました。ちょっとストーリー変わってるから劇場版見るしかないんですが、作画もアテレコもTV版のほうが絶>>続きを読む

マシュー・マコノヒー マーシャルの奇跡(2006年製作の映画)

3.2

なぜタイトルにマシュー・マコノヒーって入ってるんだ?と思ったが、確かに映画を見るとマシュー・マコノヒーを見るための映画と言っても過言ではないくらいマシュー・マコノヒーが引っ張ってた(笑)。けど、なぜか>>続きを読む

ザ・エージェント(1996年製作の映画)

3.3

結局肝心なところは解決してないというかトム・クルーズの主人公感にゴリ押しされて終わってしまった。どちらかというとスポーツ面よりロマンスがメインだがイマイチそれが掛け算になってないというか足し算止まりな>>続きを読む

aftersun/アフターサン(2022年製作の映画)

4.2

スリラー。個人的にはヒヤヒヤしながら観ていた。結構ミスリードというか違う怖さを匂わせる演出をしてくる気がする。けど、それが最後になって効いてくるっていうか“Under Pressure”が流れると、「>>続きを読む

ハリー・ポッター20周年記念:リターン・トゥ・ホグワーツ(2022年製作の映画)

3.5

いかに英国で『ハリー・ポッター』が広く受け入れられているのかを体感できる。それだけにほぼ読者だった子役たちが、まるで役を演じることを運命づけられていたかのように役に染まり、育っていた背景はどこか興奮す>>続きを読む

アニー・ホール(1977年製作の映画)

2.1

今まで自分があまり体感したことのない作りで最初からワクワクしたが最終的にはどうでもいい話というかラスト20分ぐらいは早く終わらないかな~と思ってしまった。2人のキャラは好きなんだけど…うーん…となった>>続きを読む

ルディ/涙のウイニング・ラン(1993年製作の映画)

4.1

諦めないことの大切さを心の芯から教えてくれる映画だった。そうは言ってもやっぱり難しい。

彼は運の良い出会いに恵まれたのだろうか。それとも彼の熱意が周りの人を変えたのか。間違いなく後者だろう。個人的に
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食人族4Kリマスター無修正完全版(1980年製作の映画)

3.7

亀と人間も変わらない。普段料理するときは肉を切り刻むことに何も感じなくなってしまった自分ですら不思議と考えさせられる。人間のシーンもたしかにグロいけどカメのシーンのほうが恐ろしく感じた。

食人族とは
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レイニーデイ・イン・ニューヨーク(2019年製作の映画)

1.9

なんともない映画だった。それっぽい雰囲気に、それっぽい音楽に、それっぽいストーリーを、どこかで見たことある顔が、どこかで聞いたことのある名前で、それっぽく演じてるだけで空虚な映画だった。スターバックス>>続きを読む

突撃(1957年製作の映画)

4.8

『1917』がモデルにしたんだろうな〜と思わされる塹壕を長回しで歩くシーンがあった。もしかしたらこの映画のもっと前からある撮り方なのかもしれないけど。

 「何年経ってもいい映画がある。それを知るため
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グリーンマイル(1999年製作の映画)

4.2

個人的には長いのに全く長さを感じなかった。死刑囚も人間なんだなと思わされるがしっかりと被害者遺族の憎しみを映しているところが好きだった。あと映像表現が結構強烈で凄いなと思った。電気椅子とファンタジーな>>続きを読む

フォー・ウェディング(1994年製作の映画)

3.2

ヒュー・グラント成分を摂取したくなったので視聴。もろにこの時代らしい映画で全てが温かい。けどお話自体はそんなに面白くもないし感動もしなかった。wikiによると海外だと評価高いらしいが日本育ちの自分とし>>続きを読む

ボヘミアン・ラプソディ(2018年製作の映画)

3.8

ラミ・マレックは海外ドラマの『ザ・パシフィック』のスナフや『Mr. Robot』で大好きになった。個人的に本人が特徴的な顔をしているのにフレディ・マーキュリーなんて演じて違和感大丈夫なのかと思ったけど>>続きを読む

アス(2019年製作の映画)

3.6

『ゲットアウト』『NOPE』もそうだけど、この監督の作品は序盤で抱いた違和感とかが終盤になると繋がってくるので面白い。見ながら「そういえばそうだったなぁ」「今思えば…」となって恐怖を覚える。

2人が
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ゲット・アウト(2017年製作の映画)

3.8

自分は割と白人側に洗脳されている人間というか黒人より白人のほうが美しいと思ってしまう人間。そんな自分ですら最後は全員やっちまえ!と思った。まぁそういうことをしたい映画じゃないだろうし、肌の色は関係ない>>続きを読む

ハリー・ポッターと死の秘宝 PART2(2011年製作の映画)

3.8

結論として結局ハリーポッターってご都合主義満載な映画だったなという感想。本作も序盤からトロッコが落ちて、きっと大変な困難が待っているのだろうと思ったらあっさりベラトリックスの金庫には到着し、拍子抜けし>>続きを読む

ハリー・ポッターと死の秘宝 PART1(2010年製作の映画)

3.3

特に面白くはなかった。そりゃあここまで見ているのだから物語がどうなるかには興味あるけど、この映画はそれしかない。序盤はいきなり緊張感があり面白かったが以降はもはや今なにをしているんだ?というノイズでし>>続きを読む

ハリー・ポッターと謎のプリンス(2008年製作の映画)

4.1

スラグホーン教授を起点に序盤はコメディとして少しの恋愛要素も相まって面白かった。たまに映るルーナちゃんが可愛い。

分霊箱まだまだ足りなくね?結局この映画内での苦労はなんだったんだ?という気はするけど
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ハリー・ポッターと不死鳥の騎士団(2007年製作の映画)

4.1

しっかりと物語が進んでいるのを感じさせつつ、青春物語としてはありがちな悪役が登場しコメディとして序盤は面白い。そうこうしているうちに本題に入り、本当の悪役が出てきて、よりダークな雰囲気に包まれた。最後>>続きを読む

ハリー・ポッターと炎のゴブレット(2005年製作の映画)

4.0

最初観た時は設定からして大興奮で物語を追いかけるだけで面白かった。2回目、3回目となると面白いものの、物足りないところや分かりにくいところが目立った。個人的にはもっと丁寧に描いてほしかった。

ハリー・ポッターとアズカバンの囚人(2004年製作の映画)

4.2

割とミニアイテムみたいな扱いで出てくるけど『お前それ強すぎない?』と逆転時計に対して思った。ちょっとご都合主義な気がするけど3作目にしてこの試みというか仕掛けは面白かった。物語も進んだ。ヒッポグリフ可>>続きを読む

ハリー・ポッターと秘密の部屋(2002年製作の映画)

4.1

やっぱこの世界観は見ていて楽しい。セットが素晴らしい。賢者の石よりもダークな雰囲気だけどダークな雰囲気になりすぎていないのもさすが。ただ終盤は戦闘など、ちょっとご都合主義感があった。

ハリー・ポッターと賢者の石(2001年製作の映画)

4.2

この世界観をこんなに映像化できたらそりゃ面白いよな〜と見ながら思った。小さな頃にTVで何回も見て、ストーリーの流れも分かってるのに、大人になると大したストーリーでもないなと思うのに、飽きなかった。面白>>続きを読む

ビリーバーズ(2022年製作の映画)

2.4

映画とは未知の体験をさせてくれるべきものだと思うのでよかったです。とにかく生々しくてエロかった。個人的には議長が船内でバクバクしてるのが人間らしく好きでした。ただラストはイマイチ分からなかったし、なん>>続きを読む

ジェントルメン(2019年製作の映画)

3.6

出てくるもの出てくるものが洒落乙でたまらなかった。マシュー・マコノヒーがたまらない。テンポが良いのでイマイチぴんと来ない話なのに飽きなかった。

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