【愛なんかいらない】
「出会った女を全員狂わす、魔性通り越して悪魔=木村拓哉」というのは日本人が首がもげるほど頷くしかないキャスティング(主語がデカい)
いまも相当カッコいいけどこの時の木村拓哉氏は神の作り出した彫刻かのような現実離れした美しさだと思う。
それがこの物語最大の説得力であり、ガバガバな設定も古臭いオーバーラップの多用演出も、悪いキムタクの魅力で押し切られて最後まで見られた(再放送ですけど)
警察署内のセキュリティどないなっとんねん、とか最後尺余ったんか、とかツッコミどころはあるけど序盤中盤ラスト、どうにも寂しくて哀しくて泣いてしまった。特にキムタクに狂わされた女①である柴咲コウ氏とさんまさんの絡みはずっと泣いていた気がする。
ささやかな幸せを祈ってくれる人、いないと思ってたけどいたじゃんな。