マツタヤ

デューン/砂の惑星のマツタヤのレビュー・感想・評価

デューン/砂の惑星(2000年製作のドラマ)
3.5
ウィリアムハートがお亡くなりになった。このドラマ版デューンでレトアトレイディスを演じていたけれど、これがまた結構似合ってる。他の作品のレトはどうも目が優しすぎたりなんか物足りないけどこのドラマのウィリアムハートは風格とか表情が命令することに慣れている人間っぽくて割としっくりきてる感じ。

しかしこのドラマ版は原作にかなり忠実で、漫画がアニメ化されたときみたいにセリフとかが結構一緒。そういった意味ではリンチ版よりは原作再現率高いけど、それでも全てを端折らずに詰め込むのはドラマ2時間✖️3の計6時間を持ってしても無理なので、結局のところどこかしらに物足りなさを感じるのはしょうがない気もする。だから映画にするならリンチのようにいきなり得体の知れないグロテスクなギルドマンを持ってきて見るものにショックを与えて別世界に連れてってくれるような突拍子もないことしてくれたりという別の路線で勝負してくれた方が見る価値はあるってもんだ。

まぁ、気分は大河ドラマというかNHKでたまにやってそうな海外ドラマ的な雰囲気で、かのカルト的人気のデューンが見れるのはある意味、新鮮でこれはこれで良いよ!さらにまた3話仕立てで続編の砂丘の子供たちまで映像化してるのはこのドラマシリーズだけだからそこも素晴らしい。

昔のケーブルテレビで放送されたやつ録画してたの見たけど、当時放送されるって聞いてめっちゃ興奮したの覚えてて、そこがテンションのMAXだったな
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